妊娠中の食事で気をつけたい大切な4つのポイント
1.妊娠して意識して食べた食べ物は?
1位 ほうれん草
ほうれん草は葉酸を多く含む野菜です。葉酸は、初期の赤ちゃんの神経系発育に必要なので、意識してほうれん草をとる人は多いです。ほかに、鉄分が豊富なところも人気の理由です。
2位 大豆
大豆には、多くのカルシウムも含まれます。カルシウムは、おなかの中の赤ちゃんとお母さんの骨や歯を形成します。ビタミンB1も含まれ神経の機能維持に役立ちます。ビオチンも含まれ、皮膚の機能も維持します。
牛乳、チーズ、ヨーグルト、ちりめんじゃこ、ししゃも、ごま、豆腐、納豆、干しひじき、わかめ、小松菜はカルシウムが豊富に含まれている食材で、ビタミンDを一緒に摂ると吸収が促進されますよ。日光に当たってビタミンDを活性型にすることも大切です。
厚生労働省から発表されている「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」の中で、妊婦の大豆イソフラボンの摂取に関して以下のような説明がありました。
「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」から抜粋(厚生労働省発表)
妊婦についてはどのくらいの大豆イソフラボンの摂取であれば胎児に影響がないのか、現時点では科学的に明らかになっていません。そのため、妊婦が、日常の食生活で食べている「伝統的な大豆食品」に加えて特定保健用食品などにより、日常的な食生活に上乗せして大豆イソフラボンを摂取することは、推奨されていません。豆腐、納豆、煮豆、みそなどの「伝統的な大豆食品」については日常の食生活の中で他の食品とともにバランスよく食べることに気をつければ、心配する必要はありません。
3位 かぼちゃ
炭水化物、脂肪、蛋白質、ビタミン、ミネラルと豊富に栄養を含んでいる緑黄色野菜の1つです。葉酸も入っているので嬉しいですね。
4位 にんじん
緑黄色野菜の中でも、βカロテンを豊富に含みます。、βカロテンは、体内では必要量に応じてビタミンAに変換され働きます。人の粘膜や皮膚、免疫機能を正常に保ったり、視力を維持するために必要不可欠な成分です。
5位 ごぼう
ごぼうは、水溶性食物繊維で、腸管内で水分を吸収し、便を柔らかい状態にし、排便をスムーズにする働きがあります。妊娠中の便秘改善には、必要な栄養素です。
2.妊娠して使うようになった調味料の種類は?
1位減塩
妊娠を機に調味料を見直した人が多くいます。とくに妊娠高血圧の予防を考えて、減塩調味料が大人気です。減塩塩、減塩しょうゆ、減塩ソース、減塩トマトケチャップ、減塩コンソメなどがあります。
塩化ナトリウムを塩化カリウムに置き換えて減塩としているものは、腎機能が低下している方には注意です。血中カリウム値が上がると、不整脈や頻脈などの影響がでます。
2位低カロリー
体重管理を意識した低カロリーへの意識も大切です。しかし、適正な体重管理のもと毎日お母さんと赤ちゃんの栄養をしっかり摂りましょう。
3位ノンオイル
油分が少ないので低カロりーを意識しています。ノンオイルドレッシングなどありますよね。
3.妊娠して意識的に食べた果物は?
1位バナナ
便秘解消にバナナと大人気のバナナ、食物繊維が豊富なことは、もちろん、むくみの解消など効果的なカリウムも含みます。カリウムは、ナトリウムやカルシウムと共に、神経や筋肉の機能を正常に保ちます。そのままで、食べるのはもちろん、ヨーグルトに混ぜて食べるのも良いですし、野菜と一緒にスムージーにしても美味しいですよね。
2位りんご
りんごはエネルギーなる果糖・ブドウ糖・ショ糖などの糖分が主成分で、疲労回復効果を期待できるクエン酸・リンゴ酸を含んでいます。そのほかアップルフェノンという虫歯予防に効果的な成分もあります。
3位プルーン
プルーンには高血圧予防に効果的なカリウムが豊富に含まれています。また、便秘予防の食物繊維、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル、ビタミンB群なども含まれています。
プルーンは鉄分が豊富と妊娠中の女性に勧められる果物ですが、実は100g中の鉄分は0.2mgと鉄分が多いわけではないのです。貧血改善効果が高いと言われるのは鉄分含有量が多いからというよりは葉酸やビタミンB6など造血に必要なビタミンB群、ビタミンCなどの成分がバランスよく含まれていることがあげられます。
4位キウイ
栄養の中でもビタミンCの含有量はフルーツ類の中でトップクラスです。免疫力を高めたり、疲労回復、貧血予防の効果があります。
5位みかん
風邪に対する免疫機能を高めたり、 便秘解消や疲労回復に効果的と言えます。
4.妊娠中にとっていて良かったと考える葉酸サプリは?
葉酸は食事でとるのが基本ですが、サプリメントの愛飲の方も多くいます。母子手帳にも葉酸の記載がありますね。
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